Ferla / No-286
ジャケットについては、1着ずつスーツのプレセンテーションのような記事を書く目的はないです。ですが、今回のジャケットは初めてリングヂャケットのNo-286というジャケットモデルなので、紹介したいと思います。
しかも、今回のジャケットの生地は初めてFerlaというメーカーが作った生地なので、ジャケットも、生地も紹介をするのに適していると思います。
No-286 Jacket
ジャケットのカットについて、私の身体の場合は、このNo-286というモデルが特に優しくないです。今まで全てのスーツにNo-269というジャケットモデル使った理由は、胸がもう少しゆるいので、そのベースでテーパーをして、綺麗なシルエットが出来ます。
一方で、No-286というモデルはアームホールを小さくカットしたモデルで、胸周りもNo-269より狭いというモデルです。勿論、高いアームホールが非常に良いですが、このモデルだとなかなか動けない可能性があるくらい狭いです。ですので、このモデルは、生地によって、フィットが出来るかどうか変わります。
結局、このモデルは、フィットが出来るとNo-254というモデルと同じようにピッタリで非常に綺麗なシルエットが出来ます。No-286とNo-254というモデルも、そのピッタリなフィットが出来る場合は、リングヂャケットのこの二着とも一番綺麗なシルエットになると思います。
No-286というモデルは、フィットが出来たら、今度のオーダースーツにしたいぐらい綺麗なモデルだと思います。
Ferla fabric
私は基本的には、ナイロンやポリエステルなど、というか全ての化繊があまり好きではないです。
勿論、有名なミルとマーチャントは知識があり、化繊でも非常に良い生地を作っています。その理由で、Ferlaというメーカーの名声でこの生地も信頼できました。
一応、化繊は基本的に悪いという意見ではなく、ただ、基本的に天然繊維で作った生地の方が好きということです。何と言っても、Vitale Barberis Canonicoでも、Holland & Sherryでも、化繊も生地に含んでいるので、化繊で良い材質があるのはその理由で勿論分かります。
このFerlaの生地は本当にテクスチャーも色も、今まで見たことないくらい素晴らしいです。リングヂャケットがこのジャケットを紹介してから、買いたいという決定に結構数ヶ月もかかったのですが、買ってよかったです。
ナイロンに関しては、調べると、やっぱり良い材質があるらしいです。伸縮性以外は、クーリングという材質もあります。
それでも、この生地は夏のジャケットとして、結構厚いですので、夏のピーク時は着れないと思います。一応、このジャケットを買った時は、春と秋のアイテムとして買いました。
生地のテクスチャーは、ブークレのようなテクスチャーで非常に興味深いです。ブークレというテクスチャーは、よくウーマンズファッションのアイテムで見つけられますが、メンズにもあるのは面白いと思います。やっぱり男性達がもう少し自分にチャレンジすれば良いと思います。
そうと言っても、この生地のブークレのような見た目は、バランスがあり、上品な感じです。
Conclusion
No-286 Jacket
このモデルがカジュアルな感じでも非常にエレガントなモデルです。ラペルもショルダーも非常に綺麗です。スーツやジャケットのシルエットの目的によると、このモデルとNo-269というモデルは、両方とも良いモデルです。
個人的にいうと、No-269というモデルはNo-286よりフォーマルな見た目だと思いますが、逆に反対の意見もある人が多いようです。カジュアルな見た目が良いならNo-286がNo-269より良いと思います。
一応、No-286のような材質があるジャケットでもフォーマルな見た目が欲しい方は、No-254というモデルがお勧めです。 (スーツの場合はNo-254というモデルはNo-253という名前で呼びます)
Fabric
このFerlaの生地は素晴らしいです。全て持っているジャケットと全然違う見た目で、色でもテクスチャーも、本当にカジュアルでも綺麗だと思います。ジャケットの生地を探している方は、Ferlaが絶対にお勧めです。私はジャケットの生地なら、結構Carlo BarberaやDragoなどが好きですが、やっぱりFerlaも好きなメーカーのリストに入れました。