tlb Artista

 

この記事は、前回のTLBに関しての記事のまとめとして読むのがおすすめです。

「TLB Artista」の革靴は、靴のお陰で生まれて初めて、こんなに私に影響を及ぼしてくれました。

結局、人生の幸せは、足のコンフォートから始まります。

わかって欲しいことは、今までちゃんとフィットができる靴の探究は、ずっと失敗しました。靴をお店でもウェブでも何回も、買った時いい靴という印象があっても、最後に次第に弱点がわかってきました。

前回のTLBについての記事でも述べましたが、右足の土踏まずのアーチは左足より高さがあります。しかも、足の小指の関節の方も微妙です。その理由で、靴を買おうとすると、靴のトーシェープの丸さとアッパーのフィットに気をつけなければいけません。一応、TLBのArtistaの「Goya」という靴型で、やっとピッタリの靴を見つけられました。

 

The Shoes

· 121 オックスフォードのアデレード

· クォーターブローグ

· アノネイ社のベガノカーフのブラウン

· ベジタブルタンニンの革のインソール

· カーフレザーライニング

· シングルレザーアウトソール

·ヒドゥンチャネル/クローズドチャネルステッチ

· 本革のヒールスティッファナー

· グッドイヤーウェルト

· 8 SPI

In The Box

· TLB Artistaの革靴

· シューズバッグが二つ

· 新しい革靴のいい匂い


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The Construction

TLBのArtistaラインから初めて注文した靴は、アデレードというデザインのキャップトゥのオックスフォードでした。革はアノネイ社 (D’Annonay) という革工場が作ったブラウンのベガノカーフでした。

Artistaラインのスタンダードなんですが、ベジタブルタンニンの革で作ったインソールとカーフレザーライニングで、「Goya」という靴型で作った靴でした。

Goyaの靴型は、Fウィズのスタンダードで、結構広い靴型です。Fウィズでも、もらった時のびっくりしたことは、初めてこんなにピッタリなサイズを入ってみたので、ものすごく嬉しかったです。

勿論、グッドイヤーウェルトで、アウトソールはヒドゥンチャネル/クローズドチャネルステッチのシングルレザーソールです。最後に、本革で作ったヒールスティッファナーでもあります。

ディテールに関しては、またArtistaのベベルドウエストを述べないと、ちゃんとArtistaについてのレビューになりません。しかも、ヒールのテーパーも非常に綺麗な部分です。ベベルドウエストとヒールのお陰で今までに見たことないようなエレガントな靴となります。靴の見た目、というか、コンストラクションがこういうフィーチャーがあるのは、みんな靴の愛好家が好きなわけではないのが分かります。それでも、個人的には、そのお陰でArtistaのラインが非常に好きで、このメーカーを尊敬しています。

TLB Adelaide

Some thoughts on instep

インステップ部分について

インステップに関しては、最初の印象はすごく良かったです。Artistaのインステップは真ん中の少し下となります。このインステップと、Goyaの靴型は舌革 (ベロ) からトゥまで少し鋭い角度で傾斜しています。次の書く分と関係があるので、一応、同じモデルの黒いのボックスカーフレザーの靴も買いました。

ブラウンの靴の場合は、ずっと問題ではありません。実は、このペアを注文した後の全部のブラウンの靴も全然問題ではなかったです。ですが、黒いオックスフォードの場合は、なぜか違うこととなりました。

最初からピッタリだったと思ったのに、履けば履くほど、次第につま先革が鋭い折り目になって、歩くとつま先が痛くなりました。この痛みは、土踏まずのアーチの高さがある右足の場合だけでした。


最初は、結構心配になりました。もう何足の買った靴は履けないようになってしまいました。それでも、ソルーションを絶対に見つけられると思いました。

なぜこの問題になったかの理論に関しては、一応、勿論ただ偶然になってしまったという可能性もあります。

でも、もしかすると、ボックスカーフは、ベガノカーフより硬いレザーで、ボックスカーフのつま先革の折り目がもっと鋭い角度になる可能性があるという理由です。二つのペアを見ると、やっぱりブラウンの靴の方がつま先革の折り目が平坦で革がボックスカーフより柔らかいです。

一応、こういうことは、TLBの革のクオリティに関することではなく、ちゃんとフィットが出来ている靴が必要ということです。

この時は、またTLBのコンストラクションとフィットが非常にいいということをまた繰り返し伝えます。このケースは、黒いボックスカーフの場合しかないです。しかも、これは自分の足のアーチのせいで、いつもの個人的な問題です。

しかし、ソルーションを見つけました。

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どういうソルーションを見つけたかと言うと、シューキーパーを他のものに交換しました。当たり前のことらしいですよね。

でも、そうすると、気をつけなきゃことがあります。革や靴のコンストラクションがダメにならないように、出来るだけ靴型が似ているシューキーパーにしなければいけません。見つけたシューキーパーのお陰で、やっと右足がコンフォートできてピッタリになりました。そのシューキーパーは、ブリガのローファタイプのシュースリーというシューキーパーでした。

このシューキーパーはGoyaの靴型と結構似ていますが、実はインステップ部分が、大体ハーフセンチか1センチくらいしか変わらないと思います。それだけでちょうど良くなりました。このソルーションで全てのボックスカーフで作った靴がピッタリで、全然問題ないです。


この記事の分がちょっと長たらしいのは分かっていますが、他の方はTLBの靴や他の靴でも、同じような問題がある場合は、こういうソルーションがあるということを伝えたかったのです。

The Leather

先の文は、色んな革がコンフォートに影響があることを伝えましたが、それは個人的なことになると思います。そのソルーションが出来たので、革に関しては、ベガノカーフもボックスカーフも、非常にいいクオリティです。このレビューの靴はアノネイ社のベガノカーフのブラウンレザーです。

アノネイ社ですので、クオリティがいいことは信頼できます。元々綺麗な革ですが、外で履けば履くほど、段々もっと綺麗になってパーソナルな見た目となってきました。

ベガノカーフが他のレザーより、長年に綺麗でスムーズな折り目になります。もうなんとか綺麗なパティーナになっていますが、これからは革がどんな見た目になるかのを楽しみです。

ポリッシュについてはおすすめがあります。

このブラウンの靴でも全てのブラウンの靴でも、サフィール メダイユドール (Saphir Médaille d’Or) のダークブラウンとバーガンディーも使いました。

残念ながら、この記事について書いている靴のペアはフォーマルな印象を与えて、少しだけトゥの前のみ付けました。しかも、家の中で撮った写真はなかなか見えませんが、外にいる時は、空と周りの自然な色を吸収すると綺麗な色味になります。その上、アッパーとの綺麗なコントラストとなります。

The Sole

最後に、アウトソールについてです。

この初めてのブラウンの靴のペアには、スタンダードシングルレザーソールです。何回も履いたことあるので、結構すり減ったイメージですが、強くて長持ちという印象です。

メタルトゥチップも付けましたが、それは、自分の歩き方でトゥ (とヒールの外側) がいつも擦り減りやすいので、仕方がありません。

比較すると、他のペアをJR ソールにして、JR ソールの方が強いらしくても、両方とも大体同じように擦り減りました。

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Conclusion

TLBのArtistaラインについて、悪いことは1点も言えません。このブランドや、特にこのArtistaのラインは非常にいいです。

他の人が書いた記事やレビューを見ると、TLBのArtistaのような価格帯の靴を買っている人も、TLBより高い靴を買っている人からもすると、TLBのArtistaのクオリティや、コンストラクションや、エレガントな見た目も、みんなが全部に関してを褒めています。

今までの買った靴は同じGoyaという靴型でのオックスフォードという靴が多いですので、その他の靴に関してはレビューを書く予定ではありません。

でもローファーの靴はレビューを書く予定があるので、是非、これからもご覧ください。

しかも、TLBのカスタムオーダーについてと写真も投稿する予定もあるので、それも楽しみにしていてください。


質問やコメントやTLBの経験がある方は、是非、気軽にコメントをしてください。

それでは、また次回。