Ermenegildo Zegna
Bielmonte
Ring Jacket MTO
新しいパレットが加わったとはいえ、まだブラウンと呼ぶには十分正しいです。ビエルモンテは、私の好きなハイツイストから離れるだけでなく、さまざまな面で未知への大きな一歩となりました。
この生地を選ぶまで、私は何度も何度も考え抜いて、友人や自分自身に相談したりしました。その理由は2つありますが、この記事で紹介したいと思います。
生地を選ぶ問題は、客観的に見ると良い特性でも、好みにもよります。自分には合わないという人もいれば、勧める人もいます。
一番心配だったのは、風通しが悪いと言われていた織物です。私にとってはかなり重要な要素でした。
というわけで、あまり良くない部分が出たので、そろそろ緊張をほぐさないといけませんね。
Crispaireのプレゼンテーションでも触れましたが、真夏の暑さに襲われたとき、私にとっての服はただひとつ、Fox Airです。
他の生地も着られますが、あらゆる面でFox Airにはかないません。ただし、これはスーツの話です。スポーツコートはまた別の話です。.
友人と生地について相談したこともあったので、1回目の着用後はかなり念入りに生地をチェックしました。
裏地、特にアームホールの裏地は汗でボロボロになっていましたが、織り目の中に水分が溜まっている様子はありませんでした。
ズボンのシートにさえもです。
Cloth Look
さて、いよいよ私が厳密な相談を行う2つ目の理由です。
この生地に興味を持ったのは、その見た目で、まず予約し、すぐに自分のよく知っているミルやマーチャントに同じようなものがないか調べ始めました。
なかったです。
Fox Air、Fox City、South Pacific Linen、Mareなどを見て、近いものもありましたが、ちょっと違いました。
思った以上に個性的でしたが、先ほども言ったように、結果的にはよかったと思っています。
グレーベージュというよりブラウンベージュに近い色で、私がブラウンについてどう考えているかはご存知の通りだと思います。
この最後の2つの理由が次につながるのですが、これが今回の私の選択理由です。
Suit
最初はベージュのサマージャケットが欲しかったのですが、パンツもジャケットもセパレートで着られるスーツをオーダーした方が効率的だと思いました。
もちろん、私はスペッツァートには詳しくありませんが、それがオプションであるのとは対照的に、実は今回のオーダーの目的でもありました。
細かいところでは、いくつか変更がありました。
最も大きな2つの点は、ジャケットのベースをサマースーツとしては初めてNo-286モデルに頼ったことです(ただし、フランネルのピンストライプスーツを考えると2番目ですよね)。
もうひとつは、トラウザーズの股上を大きくしたことです。