Crispaire
リングヂャケットでオーダースーツをする二回目のセッションは、元々初めてスーツを作った時の目的に戻りました。そのスーツの目的とは、元々ハイツイストという生地にする予定でしたが、結局Holland & SherryのClassic Mohairにしました。
個人的に、このオーダースーツは特に必要なので通常のレビューの代わりにブログで投稿します。
いずれにしろ、「summer Fabrics」という記事で伝えた通り、夏のためにハイツイストのスーツを何着も作りたく、元々はFrescoという生地を気になりました。
ハイツイストの様々なブックについて調べて、お店で生地を比較して、最後にHolland & SherryのCrispaireにしました。
このスーツを注文した時はもう、これからFox Brothersの他のブラウン系のスーツも注文するのを分かったので、ブラウンスーツはセットとして考えて、Crispaireが一番良いと思いました。
次の理由としては、Crispaireという生地より、Frescoという生地のほうが粗い感じとなるからです。しかも、Crispaireはハイツイストとして、結構ソフトタッチという感じだと思います。
それは個人的に湿度が高い時あまり良くないと思うので、Crispaireにしました。
説明すると、Crispaireはハイツイストでも、TropicalとFrescoの真ん中のような生地になるというイメージです。
一応、CrispaireでもFrescoでも、両方とも愛好家も沢山居るので、一番良いということより、自分が好きな生地で決定したほうが良いと思います。
Jacket
このスーツのディテールについて、実はClassic Mohairのスーツと同じ好みで注文しました。
ジャケットは、またモデルNo-269で3つボタン段返り、ラペルやスカートやダブルステッチにしました。
このジャケットもパッチポケットにして、ポケットにもダブルステッチにしました。
適宜に、スーツはそれでカジュアルな見た目となります。
ラペルは、Classic Mohairのスーツと同じような9.4センチで、少し上になっているゴージラインがあります。
夏のためのスーツなので、やっぱり背抜きにしました。
今回決めた裏地は、生地のブラウンよりライトブラウンにして、綺麗なコントラストになったと思います。
最後にダークブラウンのホーンボタンにしました。
Trousers
トラウザーズはまたモデルS-178にして、それは全て持っているスーツと同じです。
今後もし、またスーツを注文して、ジャケットは違うモデルにしても、このトラウザーズモデルに絶対にします。全てのモデルより素晴らしくて好きなモデルです。
ウエストに綺麗な長いファスナーがあり、サイドアジャスターもあります。ファスナーがワンボタンで、いつものオッドトラウザーズのツーボタンと違うので、バラエティが出来て嬉しいです。
最後に、裾上げは、勿論裾上げダブルの6センチにしました。
このトラウザーズも、いつものオーダースーツのパンツのような股上 27センチとなります。オーダースーツなら好みですが、既製品のパンツでもこのパンツでも、両方はちょっと違うイメージとなるので両方も好きです。
リングヂャケットの既製品のパンツの股上は大体24センチで、もう少しカジュアルな見た目になると思います。
自分が注文しているパンツは好みの股上27センチで、既製品のパンツよりエレガントな見た目になると思います。
Some Thoughts
この記事は、最初にこのスーツが個人的に必要なスーツになったということを書いたので、それについて続けます。特に深い話ではなく、これはサルトリアル的に必要なポイントです。
まず、このスーツの生地です。この生地は私にとって、スーツのコレクションの一つ目のブラウンスーツとして、パーフェクトなブラウンの色味です。
今までの人生で、ブラウン系のスーツを何着も手に入れて、全ては良いスーツでも、このような良いスーツとならなかったです。
初めてスーツなどに興味が出てきてから、生地については何も知らなく、好みもなかなか伝えられなかったです。そのせいで、初めて買ったブラウンのスーツと次のブラウンのスーツも、なかなか好みと100%にならなかったです。
ずっと前から、ちょうどこのオーダースーツのようなスーツを探しました。今回のスーツは、やっとこのCrispaireの生地で、少し粗い感じでテクスチャがあり、このブラウンの色味がある生地で見つけました。
しかも、この生地だけではなく、スーツのディテールの好みと100%あっているスーツなので、なぜこのスーツがこんなに必要になったか、分かるかもしれません。
基本的に、このスーツで探し求めていたものが分かり、安心が出来て、やっと肩の荷が軽くなってきました。
次に、肩の話について続けます。このスーツの肩が非常に綺麗です。
私は筋トレで肩が一年でも毎月でも、肩のサイズが少し変わっています。その理由でピッタリサイズはなかなか作れないと思います。それは自分が思っていることだけなのか分かりませんが、一応、今まで手に入れたリングヂャケットのジャケットは、全て非常に綺麗な肩があると思います。
それでも、このスーツは今までのジャケットよりさえも、ピッタリです。
しかも、No-269のモデルは特に「グリンザ」 (肩のスリーブの部分がシャーリングある)があるわけではなくても、このスーツのジャケットは少しだけ「グリンザ」があり、非常にエレガントな肩ができました。
それは、もしかするとこのCrispaireの生地のお陰で出来たかもしれません。
Conclusion
この時は結論を出す必要があるのかは、なかなかわかりません。ということは、全てのスーツで非常に満足しているので、これからのスーツも満足するのは当然だと思います。
ですが、一つ言うと、生地についてです。いつも生地を決定すると、それはブックの小さいサンプルでします。小さいサンプルでスーツとして見るのが難しいと思います。
今回は何着目かのブラウン系のスーツで、やっとずっと前から元々欲しかったブラウンができました。このブラウンはぴったりです。その理由で、二回目のフィッティングの時、非常にびっくりして嬉しかったです。ブラウン系のスーツで、このスーツの生地は結構ダークブラウンなのに、非常に綺麗なスーツです。
あとは、試着した時、この生地は思ったより軽く感じているので、一番夏にぴったりです。
スーツモデルやディテールについては、今までの買った既製品のスーツもオーダースーツの2着も、この好みのスタンダードで非常に満足にしています。
もう少しバラエティが出来たら良いと思っている人が沢山いると思いますが、満足が出来たら、それは一番必要だと思います。しかも、同じディテールでも、生地によると、スーツの見た目が全然違うイメージになると思います。
その上で、同じか似ているディテールにしたら、シグナチャーのルックも出来るので、良いと思います。
一応、次に紹介するスーツは、実は、一つのディテールを変更したので、そのスーツはその変更でどんな見た目になるのは、次のスーツの紹介をお楽しみにしてください。
最後に、このブログで何回も伝えましたが、自分が自分に好きなスタイルにさせるのが一番必要だと思います。