a Loafer for your thoughts
「ペニーローファー」というローファーは、いわゆる日本で言うところのコインローファーと言っている人が多いです。この記事では、ペニーローファーという名前で呼びます。
今時、ペニーローファーというローファーは、「G.H. Bass」というブランドが1930年代に発表された「Weejuns」(ウィージャンズ) というローファーが元となり、現代のようなペニーローファーの見た目に次第になりました。革靴の愛好家として、ノルウェージャンウェルト製法というウェルト製法のお陰で、北欧人である私にはとっくの昔から少し自慢が出来ました。その上で、昔のノルウェーからのボートシューズのインスピレーションで出来た「Weejuns」 という名前は、「Norwegians」(ノルウェージャンズ)の省略で作られた名前らしいです。
勿論、私とはこの二つことと関係ないので、自慢という部分は冗談ですが、北欧のデザインや製法がメンズウエアにコントリビューションとなったので嬉しいです。
現代では、ペニーローファーが、アイビースタイルの愛好家でも革靴の愛好家でも、ワードローブのステープルアイテムとなった靴だと思います。一応、ペニーローファーは様々なバージョンがあるので、ブランドによってどういう見た目があるかと言うと、結構バリエーションがあります。
ですが、全てペニーローファーの共通点は、ペニーローファーとは常にアッパーのストラップがあります。
子供の頃、私は一年中ボートシューズを履きました。しかも、夏はネイビーと白いのストライプシャツとキャプテンの帽子を被ったので、これで、もう北欧のイメージが想像できましたでしょうか?一応、これは大体3~6歳ぐらいの頃だったので、その洋服のお陰で、せめて母親が今でも見ながら笑ってしまう写真を沢山持っています。
子供の頃のボートシューズのようなローファの経験を問わず、実は、最近までは、様々な理由でローファーがあまり好きではありませんでした。
履くとあまりコンフォートが出来なく、しかも見た目がカジュアルすぎると思いました。
その上で、様々なモデル見ると、全部はおじいさんっぽいという見た目か、女性的な見た目か、どれでも見たら、なかなか気に入るローファーは出てこなかったのでした。
しかも、靴の愛好家やサルトリアリストの人達の中でも、こういう意見に賛成している人が多いらしいです。Hugo Jacometという有名なメンズウエアアイコンさえも、ローファがあまり気に入れてないということも聞いたことあります。
ちなみに、やっぱり人によると好みが変わるので、正しいとは言えません。
私にとって、こういうことは、なんとかサルトリアな成熟と少し関係があります。加えて、ローファーを何足見たら様々な格好があるので、ただ自分がやっと好きな格好見つけられると、誰でもローファーでも好きになることが出来ると思います。
そして、ペニーローファーの場合には、フォーマルでもカジュアルでも、着ている洋服によると、両方のイメージが出来るので、ローファーが特に好きじゃなくても、特にペニーローファーが好きな方が多いと思います。
私の場合は、ペニーローファーを探すと、二つの特徴が非常に必要です。一つ目の特徴は、当たり前なのですが、それはフィットです。良いフィットが出来る紐がある靴をなかなか見つけにくいということがありましたが、ペニーローファーについては、どの靴よりもフィットが難しいからフィットのエンドゲームというイメージとなりますね。ヒールが滑ってしまうことはやっぱりローファーの一番大変な部分です。滑らないように、足の甲のパッドや、インソールや、ヒールグリップのパッドなど、というオプションがありますが、最初に良いソルーションらしくても、それも履けば履くほど次第に効果がなくなります。
しかも、この三つのソルーションが人によると良いオプションになっても、結局、やっぱり誰でも、買う時には自分の足とピッタリな靴が欲しいと思います。
話を続けると、二つ目のことが当たり前だと思います。それはアッパーのシェープと靴型です。私はこれに対してものすごくこだわり抜く人ですので、この二つことに関しては妥協できません。
私のペニーローファーに対して好みは、靴型のトゥシェープが少し丸くて、アッパーのトゥ部分がボートシューズのような角がありより、丸くカーブがあるシェープが好みです。ボートシューズのような角がありペニーローファーは、日本には一番人気がある格好らしいですので、実は、お店で好きなペニーローファーがなんとか見つけにくいです。
最後に、ちゃんとフィットが出来るために、もう少し長い舌革 (ベロ) があるアッパーも好みです。一応、それは個人的な好みですが、日本に住んでいる人としても、理由があります。日本の学生服の一式には、ローファーがありますよね。制服のローファーの中の一番多く見える格好は、ボートシューズのような角があり、舌革が短い黒いローファーです。そのような靴に似ている靴は、大人として絶対に履かない方がいいです。私が初めて買った「Carmina」というブランドのペニーローファーは、なんとかそういう形のようで、周りの学生の目で(というか、くすくす笑い)、 すぐ学生服を関連づけたということがあったのを分かってきました。
その靴はすぐにやめました (笑)。
下の写真の例で分かると思います。
ブランドについては、上記の私の好みの説明のような見た目があるペニーローファーは、「Carmina」と「Crockett & Jones」というメーカーが作っているペニーローファーがあります。Crockett & Jonesが作っている「Sydney」というペニーローファーがほとんどパーフェクトで一番好みと合っています。というか、これからの説明があるので、やっぱり「合っていました」ということとなります。一応、自分がCrockett & Jonesのサイズを知っている方には、勿論Sydneyというローファーがおすすめです。ですが。
やっぱり、やっと自分としてはパーフェクトなペニーローファーを見つけました。今まで投稿した記事を読むと特にサプライズということではありませんが、TLB MallorcaのArtistaシーリズからのペニーローファーがピッタリでやっと満足になりました。
私はTLB MallorcaのArtistaのペニーローファーのレビューを書きましたので、気になる方は、こちらをクリックしてください。