summer Fabrics pt. 4

今回の記事は、今年において、夏のための生地について、シリーズの最後の記事となりすます。個人的には、このシリーズで紹介した生地で、自分のサルトリアルなライフに非常に影響がありました。夏の7月でも8月でも、テーラードジャケットやスーツや、ウールパンツさえも、着れるのは、1年間前では絶対に信じられないと思います。

それでも、様々な見つけた生地のお陰で、毎日喜んで着れるわけではありませんが、去年と比較すると、全然着れないイメージが変わりました。

この記事のシリーズであるパートツーパートスリーでは、ミックスファブリックを紹介しましたが、そのような生地は特にスーツのための生地として考えたら、お勧めできないと思います。

その理由で、今回のこの最後の記事では、スーツのための夏でも着れる生地の中の「High-twist」(ハイツイスト)という生地を紹介したいと思います。

まず、今回も、ジャケットについての生地のように、私はパーソナルな経験に限ってその視点から書きます。なので、この記事で紹介する生地以外も、勿論良いハイツイストも沢山あります。

次に、この記事で伝えたいことは、自分の経験に基づく意見です。他の人は反対するか賛成するか、両方ともあると思います。

しかも、Frescoの愛好家を怒らせないように、また、この記事で伝えている意見と結論は絶対的に言うわけではなく、ただ自分の好みと合わせたという理由です。

Fresco lite by Huddersfield Fine Worsteds

Hardy Minnisが販売しているのFrescoは、ハイツイストのゴールドスタンダードで、ハイツイストと同意語となった生地です。Frescoは1907年に特許が出来てから、100年以上長年、販売してた生地です。1907年から、様々なバージョンが発表されて、次第に変わってきた、モダーンマンの期待に合わせて、現代は様々なウェイトもある生地となってきました。ハイツイストを初めて注文しようと思った時は、リサーチがやはりFrescoから始まりました。

世界中にオリジナルなFrescoの愛好家が沢山人いても、私にとっては、オリジナルなFrescoは、大体430グラムで、日本の夏に重たすぎると思います。それは、この生地の材質が素晴らしくないという意味を伝えるというのは絶対にないです。ただ、個人的に、この生地が私の好みと合わないということです。


その理由で、私はFrescoの代わりに「Fresco Lite」という生地にしました。

実は、Huddersfieldのウェブページでもはっきり書いてないので、この生地は2-Plyかどうか分かりませんが、他の2-Plyのハイツイストと比較すると、ほとんど同じらしいので、2-Plyだと思います。

オリジナルなFrescoと比較すると、Fresco Liteという生地は280グラムで結構軽いです。それでも、Frescoと同じように、風通しが良く、形状記憶があり、良い材質がある生地です。

形状記憶があると言っても、実は、個人的にいうと、全て持っているハイツイストの中は、Fresco Liteが全てより形状記憶が良くないと思います。そうと言っても、相違が特にあるわけではありません。

一応、形状記憶のチェックは、トラウザーズの膝の裏を見ると分かりやすいです。

何と言っても、「相違が特にあるわけではない」という部分が必要です。何故かというと、Fresco Liteのトラウザーズだと、他のトラウザーズより、湿度が高い時に履いてみると、汗でもモイスチャーでも、両方のせいでシワになる可能性が高いです。

日本の梅雨は、湿度が高いということは当然だと思います。しかも、ほとんど毎日湿度が高いです。その時期は、何回もFresco Liteのトラウザーズを履いて、実は、梅雨は多分生地のテストをするのに一番良い時期です。この生地は、あまり高湿度に含まれている水分を吸収して、重たくならなく、汗でベタベタにもなりません。

比較すると、「トロピカル」(Tropical)という生地は、たまに湿度が高い時、汗を吸収して、生地の上にモイスチャーのレイヤーとなってしまう時もあります。Fresco Liteの場合は、そのようにならなく、ちゃんと風通しが良いまま履き続けられる生地です。

Fresco Liteのテクスチャーについては、Frescoのように粗い生地となりませんが、まだ、結構粗い生地です。トラウザーズの生地としては、特に問題ではありませんが、お勧めするまでではないと思います。Fresco Liteは例えばCrispaireと比較すると、Crispaireは絶対にお勧めです。

Fox Air by Fox Brothers

Fox Airという生地も、Fresco Liteとほとんど同じ重さで、また2-Plyのハイツイストです。

もしHuddersfieldといマーチャントはFrescoという生地と同意語となるイメージなら、Fox Brothersというマーチャントは非常に良いパターンというイメージの同意語となると思います。

日本と香港にいるテーラードウエアの愛好家は、どのシーズンのための生地でも、特にFox Brothersが作っている生地が好きな人が多いです。

私もそういう愛好家です。

本当にこのマーチャントが作っているパターンや色や、バラエティが素晴らしいと思います。

Fox Brothersはアーシーなカラースキームでも、特別なカラーとパターンのコンビネーションができるのエキスパートだと思います。しかも、ソリッドカラーでも、織の中の合わせる色味が含んでいて、エレガントな見た目となります。

Fox Air See Through .jpg

Fox Airという生地を初めて着たのは、リングヂャケットのカスタムスーツのスーツのフィッティングの時でした。その時は、この生地がFresco LiteとCrispairと、両方より軽い生地だと思いました。Fox Air、Fresco LiteとCrispaireと、三つの生地のウェイトを見ると、絶対に同じか、Fresco LiteとCrispaireより重い生地が当然な期待だと思うのにです。

重さ以外は、結構薄くて、エイリーな感じでした。

初めての印象ですが、三つの生地とも一日中着るとの印象は、風通しと、どのぐらい暑くなるということには、あまり影響ではありません。とういうことは、Fox AirでもFresco Liteでも、Crispaireでも、全ても、同じように風通しがよく、非常に良い生地です。

Fox Airの形状記憶については、CrispaireとかリングヂャケットのBalloon Frescoのような形状記憶があるわけではないですが、Fresco Liteより形状記憶になっている生地です。

もしかして、私はFox Airに関しての印象がびっくりというイメージを与えたでしょうか。

Fox Air Logo 1.jpg

それは、元々Fox Airが他のハイツイストのような材質があると思わなかったという理由です。勿論、Fox Brothersが非常に良いメーカーで、Fox Airが良い生地だと思いました。ですが、ハイツイストが結構ある材質は、Fox Airの場合、二の次になったという印象でしたが、絶対に違います。

Fox Airは全てハイツイストと同じように形状記憶があり、風通しが良く、とても良い生地です。ハイツイストが気になる方に絶対にお勧めの生地です。

Fox Airは、Fresco Liteのような粗い生地となります。ですが、生地を触るときの感じと、着るときの感じが、全然違います。

私にとって、Fresco Liteは着るとへビーな感じなので、粗さがFox Airよりあると感じています。

その理由で、同じような粗さなのに、Fox Airの方がソフトな感じで良いと思います。

Balloon Fresco by Ring Jacket

リングヂャケットのオリジナルなファブリックのBalloon Frescoという生地の場合も、ディテールはなかなか分かりません。

Fresco Liteのような、2-Plyで大体280グラムの生地だと思います。ということは、Balloon FrescoとFresco Liteが、ほとんど同じ織の見た目があって、似ている生地です。それでも、様々な面が違います。

まず、Balloon Frescoは、Fesco Liteより、ソフトな生地です。

全てハイツイストという生地と同じですが、Balloon Frescoも非常に風通しが良い生地です。

この生地で作ったもので私が持っているのは、ネイビーのジャケットしかありません。

ネイビーなので、晴れている日は、結構暑くなる時もありますが、それは色だけのせいです。

色ではなくて、生地の材質を見ると、非常に良い生地となります。しかも、Balloon Frescoは、Fox AirとFresco Liteの両方よりも、形状記憶になっている生地です。

実は、他のマーチャントが作っているハイツイストはもう長年で販売していて、もうリニューアル出来る可能性がないようでも、リングヂャケットがこのような良いハイツイストを作って発表するのは素晴らしいと思います。

Crispaire by Holland & Sherry

このリストの最後の紹介は、Holland & SherryのCrispaireという生地です。この生地は私の一番好きなハイツイストの生地です。

一応、全てハイツイストが同じ平織で、同じ生地らしくても、様々なマーチャントからのハイツイストがこのぐらいバラエティがあって素晴らしいと思います。ということは、私はCrispaireが一番好きでも、他の方は例えばFrescoが一番好きなのは、勿論分かります。

CrispaireとFrescoの違いは、愛好家によると、Frescoの方が硬くて、粗くて、テクスチャーがある生地とのことです。ですので、CrispaireかFrescoか、どれが一番良いということは、人の好みによる決定になると思います。

Crispaireは、2-Plyで310グラムの生地なので、もうちょっと重たい生地です。このリストの全ての生地を比較すると、CrispaireとFresco Liteも、着ると同じように結構重たい生地の感じだと思います。重たさを問わず、非常に風通しが良い生地です。

Crispaireは重さが忘れるぐらい風通しが良い生地なので、ずっと一日中着ると、とても快適な生地です。

このリストの生地は全て風通しが良い生地ですが、実は、Crispaireは少しだけ他の生地より風通しが良いと思います。

しかも、Crispaireは、ハイツイストとして、非常にソフトな生地となります。この生地のテクスチャーで、ハイツイストの生地は当然なのに、Crispaireは、他のカテゴリーに入っているみたいにソフトだと思います。

ハイツイストが作っているマーチャントは全て、このような生地は旅行するために良い生地というPRが多いですが、形状記憶になっている材質と、風通しが良いという材質な上に、Crispaireのような柔らかさで、Crispaireが一番良いと思います。

Crispaireは、Frescoより色やパターンのオプションがありますが、Fox Airのような特別な色やパターンがありません。それでも、結構多いので、何か好きな生地を見つけられると思います。

Conclusion

まず、材質に関しては、絶対にCrispaireが一番好きな生地です。Crispaireで、ある色やパターンで満足ができると、絶対にお勧めです。生地の材質は、Crispaireより良い生地がないと思います。

スーツ以外でトラウザーズを作りたい方は、Crispaireがお勧めです。

次に、二番目は、Fox Airだと思います。結構粗い生地ですが、Frescoのように粗くはならないです。しかも、他の生地のような色とパターンのオプションがなくても、ある色とパターンのオプションは非常に素晴らしいです。

スーツ以外で、夏のためにジャケットを作りたい方は、この生地がお勧めです。

Fresco LiteとBalloon Frescoについては、勿論一つたりとも悪いことが言えなく、非常に良い生地です。

両方とも良い生地で、特にBalloon Frescoがお勧めです。

ただ、個人的には、CrispaireとFox Airの方が好きという理由で、特にその二つが一番と二番になったというのが結論です。

結局、全ての生地は非常に良い生地で、どれでも、満足だと思います。


Final Rating

Crispaire

  • 風通し   10/10

  • 柔らかさ    6/10

  • 形状記憶    8/10

  • 選択肢の多さ   9/10

  • 価格    高価格


Fox Air

  • 風通し    10/10

  • 柔らかさ    4/10

  • 形状記憶   7/10

  • 選択肢の多さ  8/10

  • 価格    中 (上)

Fresco Lite

  • 風通し   10/10

  • 柔らかさ    3/10

  • 形状記憶    6/10

  • 選択肢の多さ 7/10

  • 価格   中

Balloon Fresco

  • 風通し   10/10

  • 柔らかさ    4/10

  • 形状記憶    8/10

  • 選択肢の多さ 4/10

  • 価格    低価格~中

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