the Case of the cuff

裾ダブルは、ダサくておじさんみたいと思っている人が多いと思っているのではないのでしょうか。私もこれまでには、カフがあるパンツ (ていうか裾ダブル)ということは忘るべき昔のダサいことだと思っていました。

この頃は、裾ダブルがあるパンツは、スーツのパンツでもオッドトラウザーズでもシングルより多いです。シングルにしたパンツは2、3着ぐらいのフォーマルウエアとして着ているスーツしか持っていません。

裾ダブル vs シングルに関して、歴史やルールの講座みたいな記事は、インターネットに探したら沢山あるので、残念ながら、それについては書く予定ではありません。しかし、私の裾ダブルにした理由がちょっと関係あるので、少しルールに関して述べてみたいと思います。

パンツはスーツのパンツでも、オッドトラウザーズの場合でも、プリーツを選びます。出来るとツープリーツにします。それに、ハイライズパンツも好みです。それは、皮肉にもジーンズの場合は全てローライズです(笑)。

一応、この二つの特徴はダブルにすごく好適で、それはルールと偶然にもあっています。偶然という言葉を使った理由は、なんでかというと、ダブルにしたの元々の理由がテーパーが好き、ていうかスリムフィットが好き、ていうかスキニーフィットが好きだからです(笑)。

それはテーラードクロージングとなかなか合わないです。まあ、ないわけがないですが。ちなみに、テーパーにしても、カフにすると、テーパーの印象を与えすぎなく、カフのお陰でもう少しいい比例が出来て、自分のボディータイプにもう少し合わせられると思いました。

だから、偶然というのは、ハイライズのツープリーツがあるパンツにダブルにするのは、ルールに基づいて、あっているのはもうこの決定をした後に分かってきました。

一応、テーパーがあるパンツの好みは、足が身体の上に相対的に細い場合は難しいですよね。どういう比例なのかを理解出来るようになるために言うと、私はジャケットのサイズ48ドロップ6でも、パンツのサイズは44です。理想的にはストレートカットのほうがいいのが分かりますが、それはせめて個人的に知っているので、平気です。

日本でパンツを買って直しを頼む時と、オーダーパンツにする時も、私のテーパーの好みはなんとか一石を投じさせます。日本では良くも悪くもルールが必要でテーラードクロージングの場合でも例外ではありません。どんな規則にも例外があると言うこともあるから、自分の好みは洋服に関して、もっと自由にしたらいいと思います。

初めて直しを頼んだ時は、お店のスタッフさんが初めてそのような場面に出くわしたことがあるくらい困っているようでした。ダブルを6センチと裾幅の16センチを頼むと「はい、正しいです」と言う答えは、むこうから聞かなかったのに聞きたがったらしい質問の答えでした。自分の好みにすればするほど、自信が次第に増えますので、最初の緊張はもうなくなりました。

個人的に言うのだと、パンツにダブルすると、もう少しテーラードウエアの印象を与えて、それ以外をほどほどにする人としては、シングルよりカッコいい印象を与えられると思います。

ダブルをした事ない人には、絶対にオススメです。全てパンツではなくても、バリエーションが出来るために、いいと思います。

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ダブルにする場合は、ちょっと伝えたいアドバイスがあると思います。

一応、プリーツがあるパンツにしたらいいと思います。パンツのライズやダブルの太さによって、ノータックパンツの綺麗な常住不断な見た目にダブルのボリュームがちょっと無風流になります。そういうふうに言っても、勿論ダブルの4センチまではシングルでも結構です。

特に背が高くない人は、ダブルにすると背の高さの与えている印象に気になっていることもありますが、まず心配しないでください。一般的に背が低くても、カッコ良さが変わらないです。真相を問わず、色々な洋服を着たりして安心しながら楽しんでください。

基本的にはシングルかダブルか、どちらにしても、ハイライズパンツはおすすめです。ハイライズは、身体の比例の印象と背の高さが与える印象に素晴らしい影響を与えています。もしかするとダブルのせいで背が低く見える場合でも、ハイライズのお陰でせめて無効化が出来ます。

個人的な話なんですが、きっとダブルがあるパンツのお陰で、知らない人が話しかけてくれた時もあったと思います。

取るに足りないことらしくても、テーラードクロージングが気になっている人としては、ダブルがヒントになります。自分の場合は、まあまあ日本語を話せますが、他の人に話しかける理由はないからなかなか話しかけないので、こういう興味の共通点があるから、何回も知らない人から話しかけてくれて、味気のある話も出来ました。

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