the Holy Book
ファションバイブルということを伝えると、やっぱり「Dressing the man」や「True Style」 や「Style & the man」という本についての話を考えるようになる方が多いと思います。
勿論、Alan FlusserとBruce Boyerと、二人とも、ファションやテーラードウエア愛好家に非常に必要な人だと思いますが、実は、他の人が書いた本の一冊はどなたでも棚にあれば必要だと思います。
それは、和田三造さんが書いた配色事典です。
ちなみに「Vol. 2」もありますが、その本はさらに読みたい方用です。
この本はなぜこんなにオススメなのかというと、一応私は個人的にこの本のお陰でただ読み進めると、直感的にコーディネートやカラーペーリングがもっと上手く出来るようになってきました。
私はコーディネートをするのが特に上手いわけではありません。そしてカラーペーリングも結構シンプルな格好にする時が多いです。それでも、私のシンプルなスタイルにも、二つの色のベースで、三つめの色のオプションを決めるのにこの本のお陰でもっときちんと選択できるようになりました。
ファション以外は、この本はインテリアデザインでも、ロゴデザインでも、画家やイラストレーターとしても、この本がものすごく便利だと思います。基本的に色のことはこの本が良いです。
この本で書かれているのは、カラーコーディネートのためには、三つの部分があり、二つの色、三つ色と四つ色のペーリングもあります。しかも、色の辞書もあります。
最後の部分は、カットアウトスワップが出来る部分で、切って自分でカラーペーリングが出来きます。また、カラースワップを持っていくような必要な時のためにある部分です。
ちょっと子供っぽいというイメージをもたらす方もいると思いますが、本当に考えすぎないで、この本を大切にしてください。
では、サテンのネクタイとポケットチーフのセットをまだ行っている方でも、「Pitti Uomo」でよく見えるコーディネートのマスターでも、みなさんにこの本がオススメです。