ring Jacket mto

 

この間、初めてリングヂャケットでオーダーしたスーツが届きました。スーツに関しても、オーダーの経験に関しても、考え直しが出来たので、今回の記事はリングヂャケットのオーダースーツの経験について書きます。

私はリングヂャケットの既製品を買ったり、大阪と東京の様々なお店にも行ったりしたことあるので、リングヂャケットの経験が何とかあります。

その理由で、様々な商品も、直しのプロセスも知識があるので、オーダースーツの部分以外は、もうリングヂャケットのお店でくつろげました。

The Store

Ring Jacketの大阪のグランフロントのお店で予定を作りました。まず、その決定はただお店は大阪駅に近く、一番便利だと思ったのでしましたが、そのお店にしてよかったと思います。

リングヂャケットでオーダースーツを作るのは、初めてリングヂャケットの既製品スーツを買ってから、非常にしたくて、期待が非常にありました。ですので、行ったり来たりして、スムーズにアクセス出来るのは必要です。そして、このグランフロントのお店のスタッフさんのお陰でオーダープロセスも非常にスムーズになったと思います。

リングヂャケットは日本でも海外でも、あるレガシーがあって、豪勢なイメージなので、お店に入ることは、人によって、不安な気分になることもあるかもしれません。

ですが、リングヂャケットのお店に居る時は、全然そういう気分になりません。

サルトリアル的に、リングヂャケットのオーダースーツは、結構所期があるステップです。

お店に入ってから、スタッフさんのお陰で、リラックスが出来て、ゆっくりオーダー出来て安心でした。

様々なリングヂャケットのお店に行く経験があり、全てのお店は非常に親切なスタッフさんがいて、ただ見ることでも、お直しを出しても、買い物をしても、いつでも優しく商品を見させてくれて、話かけてくれて、助けてくれるスタッフさんがいます。

リングヂャケットのお店は全て非常に綺麗なお店で、大阪のグランフロントのお店も、高級な見た目なのですが、リラックスが出来る雰囲気があるお店です。

 

Order Process - Choosing a Fabric

 

予定日はお店に入って、藤木さんというスタッフさんが挨拶してから、少し話をして、オーダーテーブルに案内してくれました。

最初から生地から選びますが、やっぱりこの部分はまだ決めてない場合なら、いつも一番難しい部分です。

オンラインでオリーブグリーンのWilliam Halsteadが作った生地のスーツを見て、そのスーツのような色味がある生地でスーツを作りたかったのです。残念ながら、予定日には、その生地が選択可能ではなかったのですが、直接スーツを見る時、このオリーブグリーンの生地は思ったよりグレーっぽい色なので、やっぱり在庫あるとして考えても、その生地より他の生地のほうが気になることになると思います。

好きな生地をを決定出来るために、藤木さんがとても助けてくれて、様々な生地を紹介してくれました。

この初めてのオーダースーツには、グリーン系の生地が欲しかったので、せめてそれだけはわかっていました。

それ以外は、勿論どういう織が良いということもあって、生地か織か、どちらが一番必要なのか決めないといけなかったです。夏のためのスーツなので、ハイツイストが良くても、このスーツ以外も注文する予定があります。

ですので、全て注文したいスーツを注文すると、このスーツがFrescoやCrispaireのようなハイツイストが特に必要なわけではないです。

藤木さんが紹介してくれた生地ブックで、リングヂャケットが揃えている生地ブックも見ると、やっぱりリングヂャケットは、オーダースーツを扱っているお店より素晴らしいです。

私の場合は、元々生地を決めていたので、他の生地のオプションを考えてないままお店に行きました。ですが、やっぱりすればよかったです。

グリーン系だけでも豊富な色味があるし、様々な織もあるし、プライ (PLY)とウエイトなどで、様々な生地のブックを紹介してくれると、決定が難しいです。また藤木さんのお陰で、オプションを少なめに出来て、非常にサポートしてくれました。

今回はグリーン系にするのはもう決めていましたが、結構Frescoのブックも見ました。やっぱり次のスーツはハイツイストにしたいと思ったのですので。

最後に一番好きな色味をHolland & Sherryの「Classic Mohair」のブックで見つけました。元々モヘヤはそんなに好きなわけではないなのに、この生地が非常に綺麗な色味です。結局は、モヘヤでも、最後に織によって見た目が変わります。ライトウェイトなので、夏にピッタリです。

Order Process - Advice

生地ブックの量については、リングヂャケットが全て持っているようです。予定日を作る時、スタッフさんからどういう生地を紹介して欲しいのか聞かれますが、希望の生地や特別な生地ブックを気になっている場合は、予めお願いしておくのがお勧めです。

なぜかというと、伺う予定のお店に当日置いていない可能性があります。そのため、前もって頼んでおくと、スタッフさんが予定日までに他のお店から取り寄せして、準備してくれます。

予定日にブックがなくても、もしかすると、その生地は注文出来ると思いますが、やっぱり直接に見たほうが良いですよね。

Order Process - Jacket & Trouser model

リングヂャケットのカスタムオーダーのオーダーシステムには、三つのレベルがあるらしいです。私は、実は確認していませんが、もしかするとパーソナルオーダーというオーダーとなると思います。

私は既に、既製品のスーツやジャケットやパンツを持っていて、満足しています。ですので、どのようなモデルが好きなのか知っているので、このオーダーレベルが十分だと思います。

結局ジャケットとトラウザーズはもう非常に満足をしているという理由で、以前購入した既製品のモデルでオーダースーツを作りたかったのです。初めてリングヂャケットでのオーダースーツのディテールは全て紹介の記事に書きましたが、一応、ジャケットはNo-269とトラウザーズはS-178というモデルです。

リングヂャケットの様々なモデルの経験がない方は、スタッフと一緒に満足が出来るモデルを見つけられると思いますが、出来たら、その前にオンラインで様々なモデルを見て考えておくのがおすすめです。

リングヂャケットのスタッフさんの相談とアドバイスについて非常に良い面は、スタッフさん全員がパッションがあるので、自分が様々な判断をする上で良い影響を与えてくれます。

しかも、スタッフさん全員がリングヂャケットのイメージや、スタイルや、どういう見た目のイメージかをよく分かっています。ですので、初めてのお客さんとか、一着の典型的なリングヂャケットのスーツを作りたいお客さんは、スタッフさんのアドバイスに基づいてスーツを作るのがおすすめです。

Fitting & Alterations

リングヂャケットでは、このオーダーのレベルで何が出来るかというと、一応、フィッティングが二回もあります。スーツを注文する時に一回あり、二回目のフィッティングはスーツが最終的に仕上がる前にあります。

二回目のフィッティングは思ったより必要でした。

一応、スーツはそのままでも着れて満足だと思いますが、二回目のフィッティングで袖の長さや、襟の下の部分にもう少し直しが必要だということが分かりました。

最後にパーフェクトなスーツが出来たと思います。

最初のフィッティングは、多分、オーダースーツを扱っている他のお店と似ているプロセスだと思います。既製品のジャケットとトラウザーズのモデルに基づいて、お客さんによってアドジャストをするということです。

リングヂャケットは他のお店に比べると、特にクオリティや、仕立てや、職人芸が素晴らしいということだと思います。しかも、オプションに関しても二つのなかなかないオプションがあります。

一つ目は、トラウザーズの股上を長く出来るということです。やっぱりそれは個人的に元々オーダースーツのオプションに組み込みたかったからです。

二つ目は、ラペルを結構広く出来るというオプションです。ただ広いラペルが好きだと便利なオプションですが、特にラペルが広くないジャケットモデルにラペルを広くするというのは良いオプションだと思います。


こういうオプションがあることは、やっぱり当然だと思います。ですが、また「リングヂャケットのイメージ」の話に戻ると、リングヂャケットの既製品は様々なお客さんの好みと合わせてみるカットとなっていますが、様々なモデルはリングヂャケットのルックの象徴です。

均整的に、シルエットや、ラペルの広さや、ゴージの角度など、全てがよく考え込まれたエレガントでもカジュアルなリングヂャケットのイメージということになります。

私は広いラペルがすごく好きでも、ラペルを広くするのも考えましたが、最後にスタッフのアドバイスで、やっぱり元々リングヂャケットの非常に綺麗なルックのままにしたほうがいいということを分かりました。

トラウザーズの股上については、下の写真で紹介します。ただ、写真でなかなか違いが見えないので、私を信じるしかありません。

他の直しに関しては、何とか普通だと思いますが、勿論お客さんの好みに合わせてくれます。

ウエストや袖の長さや、ジャケットのスカートの長さなど、全ても好みと合わせます。

私の場合は、もう既製品のジャケットとトラウザーズを何着も持っていたので、最初のフィッティングは特に新しい直しがありませんでした。

胸の直しは、左の肩まで少し短くして、襟の下も少し切りました。それ以外は全部持っているジャケットと同じフィットにしました。

最終的にスーツが仕上がる前の二回目のフィッティングは、少しだけ袖の長さと襟の下も、もう少し直しが出来ました。

Details

ディテールオプションはもちろん、リングヂャケットの既製品のアイテムがあるディテールがオプションです。ジャケットとトラウザーズのポケットや、ボタンなどお客さんの好みと合わせます。

ステッチについては、個人的にダブルステッチが非常に好きですが、様々なシングルステッチオプションもあります。

ジャケットは、最後に、キュプラの裏地とホーンボタンも沢山選択があります。一応、中に名前付きというオプションもありますが、それは個人的に特に好きではありません。

最後に、トラウザーズについて、S-178というモデルにして、ライズ以外は既製品のモデルと同じですので、特に他のオプションについて相談しませんでした。ですが、多分、プリーツについても好みが出来ると思います。

Some thoughts on going custom

リングヂャケットの既製品で非常に満足をしているということを伝えましたが、リングヂャケットでカスタムオーダーをするのは本当に意味があるのでしょうか?

答えは、私の場合は、基本的にカスタムオーダーをすることに、特に二つのメリットがあります。

それはトラウザーズのライズと生地を選べることです。それだけなら、カスタムオーダーは価格帯を考えたら無駄なことじゃないかと思われるかもしれませんが。

実は、ライズのことについてと、生地を選べることについてと、両方とも答えは絶対にカスタムオーダーする価値がありますよ。

生地のことについての話は当然だと思いますが、特に日本のシーズンと合わせる生地が必要です。

トラウザーズの話は、基本的にスーツが98%か100%満足か、の違いです。

もしリングヂャケットがこのNo-269のジャケットとS-178のトラウザーズのモデルで毎年豊富な生地で沢山既製品のスーツを発表するとして考えたら、やっぱりカスタムオーダーする意味が今のようにあるわけではないと思います。

それでも、そのように沢山既製品のスーツを作るのはどのお店でも期待がないですよね。

逆に、去年の秋冬のリリースで、この既製品のスーツを2着のちょうど好きなグリーンとブラウンを見つけられたのは素晴らしかったと思います。一応、リンクをクリックすると、その2着のスーツのLanificio Subalpinoのスーツと、リングヂャケットオリジナルの「Army Serge」のスーツです。是非ご覧ください。


Conclusion


リングヂャケットでカスタムオーダーをすることについての結論を出します。

それは、私が初めてリングヂャケットでこのジャケケットと、トラウザーズモデルの既製品のスーツを買ってから、ずっとカスタムオーダーでライズをプラス1.5インチ長くして、注文したかったのです。

そうすると、ちょうど自分の好みと100%合うスーツが出来ると思いました。


それは、やはり正しいかったです。本当に満足です。


注文のプロセスの途中は、様々な生地のブックから生地を自由に選べることも非常に良いメリットを分かってきました。それは勿論、以前も知っていました。ただ、リングヂャケットでカスタムオーダーをする元々の一番の理由ではありませんでした。


お店が最大限に提供する商品で、他のオーダースーツを扱っているお店と、リングヂャケットで注文することを比較すると、お客さんの「満足」と、「心からの満足」という違いになります。リングヂャケットは後者です。

他のお店で注文したスーツはこれから着ないということではありません。

ですが、ただ、リングヂャケットで注文したスーツは「このスーツは最高級に良い」と言ってから、「でも…」という何かはないということです。本当に素晴らしいです。

勿論、リングヂャケットのお陰でこのような満足のレベルは価格帯が様々なお店より高いということもあります。なので、もしかすると、比較が少し不当かもしれません。


ですが、この価格帯で、クオリティや仕立てのレベルがワンランク上になるということではなく、全然違う仕立てのレベルに入ります。


この価格帯で、このような素晴らしいクオリティや仕立てを購入できるのは考えられないくらい見事だと思います。

Ring Jacket pt. 1という生地で「既製服のビスポークのようなクオリティ」を伝えて、今までの経験でその意見は全然変わらなく、本当に合っていると思います。

もしこの記事の初めてのスーツの詳細や写真について興味がありましたら、ギャラリーを是非ご覧ください。また、レビューも書きましたので、是非読んでください。

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